中学生の娘を持つ親御さんの中には反抗期真っ只中でお困りな方も多いのではないでしょうか?
小さい時は本当にかわいくていつまでもこんな時が続けばいいのに、いやうちの子は反抗期なんてくるわけない、と考えていたのにいつのまにか反抗的な態度をするようになった娘に私も戸惑いました。
誰もが訪れる母と娘の争いなのですよ(笑)
今回は娘の反抗期に悩んでるお母さん達が少しでも心穏やかになるようにアドバイスしていきたいです。
中学生の娘の反抗期の対策
この時期は間違った対応をしてしまうと関係を悪化させてしまうこともあるので気をつけなければいけません。
まず誤解してほしくないのは「反抗期」というのは決して性格が悪い方向に変わった訳ではないということ。
その証拠に親との関係性は上手くいっていないけど学校での人間関係は上手くできていませんか。
実は子供は子供で自分の現状況をよく分かっていたりもするんです。
なのでこちらの少しの配慮で乗り切ることがきっとできます。
では、反抗期の娘の対策をあげていってみましょう。
否定しない
反抗期の子供たちは否定されることがとにかく嫌で自分の考えで行動したいと考えています。
自立のサインですね。
で、それを寛容に受け止め、親は「怒るライン」を決めましょう。
親としては少しでも気になることがあれば口を出したくなりますがそこを抑えて、怒るラインを高くしておくのです。
親が子どもと同じレベルでケンカするのはダメですよ。命令ももちろんタブーです。
例えば家でスマホばかり触り勉強などすべての行動が遅いといった場合は、
「いつまで触ってるの?いい加減にしなさい!取り上げるよ!」
ではなく、怒る気持ちを一旦抑え穏やかな気持ちに切り替えます。
「スマホ好きだね、いつもどんなサイトみてるの?気分転換なるよね!」
「でもさスマホばっかり見てたら目も疲れるし見てもいいけど時間決めてみたらどう?勉強も頑張ってるとは思うけど計画的にね!(^^)」
など、共感し、話を聞き、それから伝えるのです。
もしかすると、スマホを触っているのは友達の相談にのっている、調べものをしている、勉強ばかりして疲れた息抜きなど子供には子供の理由が存在するかもしれないからです。
子供の言い分も聞かず頭ごなしに怒ることばかりしていると母親は「うざい存在」という印象が強くなるだけです。
確認ばかりしない
子供のことを全て把握してたい気持ちは充分分かりますが中学生にもなれば親に言いたくないこともありますので理解してあげるようにしましょう。
つまりは過保護になりすぎないということです。信じてあげることも大事ですよ。
比較しない
周りの友達、きょうだいと比較するのは絶対してはいけません。
個々の個性を認め、大事にしてあげてましょう。
しかしすべてにおいて甘い態度を続けるのも違うので、何度やり取りしても改善されない場合はそこで初めて本気で叱りましょう。
親が意識したい一番大切なこと
この時期の子供を持つ親が意識したい一つのことは、表面的にならないということです。
子供ってね、すごく親のことよーく見てるんですよね。実は親より子の方が見てるかもしれません。
親ができていないのに子供には求めてくるとか、目も見ずスマホを触りながら話してるとか。今イライラしてるから八つ当たりだとか…
寄り添うこと、見守ること、放置することは全く違います。
反抗期の娘に対して一歩引いて冷静でいることは良いのですが、関心をもたなくなると「私には興味ないんだ」と娘の心との距離ができてしまい、親子関係自体が崩れてしまうことになります。
そうならない為には適度な距離はおきながらもさりげないコミュニケーションをすることが大事です。
例えば、誕生日のお祝いは絶対、好物のご飯を作ってあげる、高価な物でなくていいので好きなもの興味ある物を買ってきてあげる、あとは手紙で思いを伝えることなんかも良いですね。
愛情をきちんと注いであげることは大切です。
そして最も大事なのは子供が話そうとしているときには真剣に話を、意見を聞いてあげるということです。
子供の反抗期に疲れたら
正直、反抗期の子育てって疲れますよね。
いずれ落ち着くことは頭では分かっていても毎日、毎日続くと親だって人間なので辛くなります。
疲れがたまった時は一度開きなおってみましょう。
「こんなに一生懸命対応してあげてる私頑張ってる!偉い!子供が悪い!(笑)ありがたく思え!」と自分を認めたくさんほめてあげるのです。
毎日全力で向き合うことは素敵なことですがそうしない日があっても全然構いません。
心の休息をとるようにしましょう。
案外その変化に子供の方が気付きいつもと違う態度をとってくることもありますよ(^^)
まとめ
まとめると、
- 反抗期は子供が自立する過程だと考えて子供の意見、行動を尊重しよう。
- 過保護にならず、子供を信じてあげることも大切
- 無関心になるのではなく適度な距離で見守ろう。
- 反抗期の娘に疲れたら、たまには解放しても大丈夫!自分を追い詰めないで。
この記事を読んでいる方の多くはきっと辛い思いをしてたどり着いたのではないでしょうか。
限界な人もいるかもしれません。
でも反抗期は子供の成長においては必要なもので自立に向けての過程なのです。
子供と言えども、立派な一人の人間ですのでその子自身のもっている個性を理解し、伸ばしてあげる手助けはしてあげましょう。
そして、反抗期の娘を持つ親の悩みはあなただけじゃありません。中学生の娘さんを持つ親はほとんどみんな反抗期に悩んでいます!
自分の思春期の時を思い出してみてください。
案外似ていませんか?(笑)
反抗期もいつかは終わりがきますし、子供と反抗期のことを笑って話せる時が必ず訪れますよ(^^)