中学ぐらいになると子ども同士でお泊り会を計画なんてことも多々出てきます。
良い経験になりますし積極的に参加させてあげたいのですが、親としてはさまざまな心配ごとが出てしまいますよね。
今回はお泊まり会で気配りしておいた方がよいことを何点か紹介していきます。
約束事とクリアにしておくべきポイント
まず、とても簡単で当たり前なことなんですが、お泊まりの前に心配ごとをすべてクリアにしておきたいですよね。お泊りに行く前にしておくべき約束事なんかもあります。
どんなことをクリアにしておくべきなのか。どんな約束をすべきか。
ポイントをあげていきます。
お泊まりするお宅の連絡先を知らせること
基本的なことですが相手方の連絡先を知っておくことが大切です。
何か急用があった時にお互い連絡し合えることはもちろんですが、泊まりに行かせてもらう前にきちんと挨拶しておくのにも必要です。
食べものについて注意することがあれば伝えておくこと
特にアレルギーのある方は間違って食べてしまうと大変なことになってしまいますよね。
なので事前に伝えておくか、夜からお邪魔する場合は晩御飯を自宅で食べてから合流するとかもアリですね。
うちの場合、好き嫌いもある方なので晩御飯を食べさせて、さらにお風呂も入らせてから行かせることもありました。
本人もその方が気を遣わなくて済むので希望していました。
お泊りするご家庭のルールに従うこと
どの家庭にもある独自のルールがあると思います。
中学生にもなると臨機応変に対応することができるようにはなってきますが、失礼のないよう事前に相手方の家庭のルールを守るようにしっかりと改めて伝えておきましょう。
ルールの違いを体験すること、これが意外と勉強になったりもするみたいです。社会勉強ですね。
実際うちは一人っ子なのですが兄弟姉妹がいるご家庭ならではのルールを体験し、お手伝いなども帰ってきてから家で実践するようになってありがたかったです。
親がいないときにはお泊りしないこと
まれに泊まり先で悪いこと、いわゆるお酒、タバコをする場合もあるようです。
特に夜、親がいない家庭は危険です。
親がいないだけでなく、そのご家庭の教育方針などでひっかかるような点があれば、場合によってはお泊まり自体を許可してはいけません。
予定を聞いておくこと
泊まりに行ったお家で何をするのか、次の日どこかへ遊びに行くのか、だいたいの予定は聞いておきましょう。
お泊り先で突然どこどこに行くと決まった場合も必ず連絡するように伝えておきましょう。
メンバーを把握しておくこと
お泊まり会をするメンバーが何人で、だれがいるのかもしっかり把握しておきましょう。
それから、普段の子どもの友達付き合いの様子もある程度知っておくことが重要ですね。
自分の子と関係が上手くいっていたりマナーがキチンとしている子なのかとか…
子供との日頃の会話からきっと情報は仕入れることができますよ。
自分の家でお泊り会をする覚悟もしておくこと
単純にマナーとして呼ばれたら呼び返します。
泊まる側専門は失礼になります。
子供の為と考えて頑張りましょう。
手土産は必要?選ぶポイントは…
子供が泊まるだけとはいえ、お世話になるわけですから手ぶらはありえないです。
手土産や場合によってはお金は必要だと個人的には思っています。
たとえ何もいらないからね、と言われてたとしても、お世話になる気持ちを大切にし、相手も気を遣わない程度のものを準備しましょう。
手土産を選ぶ時のポイントは相手との関係性や家庭の家族構成などを背景に考えると良いですね。
母親同士で仲が良いのなら相手の好みも分かるだろうし、もしあまり付き合いもないお家の場合だったら、兄弟姉妹、おじいちゃんおばあちゃんなど、一緒に住んでいる方のことを考えてお菓子やフルーツなんかを選ぶと喜ばれるかと思います。
兄弟姉妹が何人かいる家庭には子どもが好きでみんなが食べられるようなものとか、お年寄りが同居している家庭には和菓子とか。
他のお家の方にもお世話になりますという心遣いが大切ですね。
あくまでも相手方に喜ばれることを中心に考えた品物を選びましょう。
金額に関しては悩むところですが1泊なら3000円程度が相場なようです。
高すぎるのは相手に気を遣わせてしまいます。
もし現金を渡すのが気が引けるようなら商品券とかプリペイドカードなんかを渡すのもいいかもしれませんね。
お泊まり会の後に相手の方にお礼の連絡をして、立て替えてくれた分などが無いかを確認するのも大事です。立て替えた方からは言い出しにくいかもしれないですからね。
子どもたちみんなでいただける物も良いですね。
例えばドーナツや飲み物も意外に量がいるのでペットボトルを持っていくとか。
あとはスナック菓子を大量に持たすと日持ちもするし、外にも持っていけるので重宝されま娘のときは、手土産の変わりに晩御飯をそれぞれ持ちよりにしたことがあります。
ピザやファストフードを持たせたら喜ばれました。
コンビニでおにぎりやパン、サンドイッチなど大量に持参した子もいました。
無理に作る必要などないですよ!
逆に相手方を困らせるのはお酒なようです。
意外によく持たせる人も多いみたいですが、案外誰も飲まないとか子ども達にも出せないとかでもらっても困るなんて話をたまに聞きます。
お肉やデザートのギフトセットなど高価すぎるものなんかも、逆に相手が気を遣うし、そのご家庭のおもてなしを否定してるように感じてしまう人もいるみたいなので注意しましょう。
何でもやりすぎは良くないです。
まとめ
- しっかりと情報を共有し、約束事をし、気になることはすべてクリアにしておきましょう。
- 手土産に関しては相手方との関係性や家庭環境に合わせたものを準備して
- お泊り会後のお礼の連絡も忘れずに
中学生のお泊まり会というのはまだまだ親が仲介に入ってあげることが必要だと強く感じます。
でも社会勉強にもなるし、本人たちもとっても楽しめる会になるはずですので、親も大変ですがしっかりとフォローしてあげてほしいです。