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【学習塾・家庭教師・通信教育】費用の比較やそれぞれのメリット・デメリット

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我が家には小学生と中学生の息子がいます。

そろそろ高校受験に向けて塾に通わせるか、通信教育で勉強させる必要があるのかなーと思ってはいるのですが、何が良いのか、どのタイミングで始めたらいいのか、我が子には何が合っているのか全く分かりません。

とは言え、まだまだ部活も遊びも楽しい真っ盛りで本人たちは進路のことを考えている余裕もないみたいです(笑)

部活とも遊びとも並行して続けられる勉強法はどんなものがあるのか、学習塾・家庭教師・通信教育いろいろ比較しながら検討していこうと思います。

小学生・中学生の補助学習費にかける費用

まずは小学生・中学生がどのくらい学校以外の学習、いわゆる補助学習費にお金をかけているのかから調査します。実際問題、親としては一番気になるところですよね。

 

小学生・中学生の補助学習費にかける平均費用です。

小学生 中学生
公立 私立 公立 私立
通信教育 14,831 45,336 14,347 29,804
家庭教師 9,383 30,958 17,868 23,592
学習塾費 56,864 221,534 202,498 143,694

文部科学省の平成28年度子供の学習費調査によると一番多いのは、私立小学生の学習塾費221,534円、中学生では公立中学生の学習塾費202,498円という結果でした。

小学生では公立と私立に結構差がありますね。公立はのびのびと、私立は早くから学力向上に力を入れていこうという親御さんの方針の違いなんでしょうか。

 

さらに、中学生を学年別で見てみると、下記の表の結果となりました。

公立中学生
私立中学生
1年生 2年生 3年生 1年生 2年生 3年生
通信教育 16,173 11,438 15,439 30,178 31,641 27,587
家庭教師 12,835 18,675 21,889 21,553 23,710 25,524
学習塾費 117,795 162,548 322,386 120,384 140,492 170,346

やはり家庭教師も学習塾費も高校受験が近づく中学3年生が学習塾費にかけるピークという感じですね。

通信教育はあまり大きな変動はなく、一定の金額というようなイメージです。

先ほどの小学生・中学生の通信教育・家庭教師・学習塾費にかける平均の費用を月々に換算してみましょう。

小学生 中学生
公立 私立 公立 私立
通信教育 1,235 3,778 1,195 2,483
家庭教師 781 2,579 1,489 1,966
学習塾費 4,738 18,461 16,874 11,974

中学生の補助学習費を月々で換算すると通信教育は平均で1,839円、家庭教師は1,727円、学習塾費では14,424円それぞれにかけているという計算になります。

通信教育より家庭教師の方が安いですね。

ここまで調べてきて気づいたのですが、実はこの調査では全生徒を対象としているので、通信教育をしていない子も家庭教師をしていない子も学習塾に通っていない子も含めたデータであるという点は注意して見ていきたいところです。

つまり何が言いたいかというと、このデータはをもって通信教育や家庭教師、学習塾費のコストは分からないということですね。

月々にかける補助学習費の目安として考えましょう。

学習塾・家庭教師・通信教育のコスト比較

では、学習塾、家庭教師、通信教育で費用をオープンにしている何社かをピックアップしてみて、実際どのくらいのコストがかかるのか調べてみましょう。

各社公式ホームページから料金を調べました。

学習塾や家庭教師は受ける授業やオプションなど個人差があって料金を出しづらいからか、料金をオープンにしていないところも多かったので、料金が掲載されているところをピックアップしました。

一番お金がかかりそうな中学3年生で比較していきますね。

学習塾

早稲田ハイスクール

月々26,950円~47,630円

1日2時間弱、週3~4日

家庭教師

家庭教師のあすなろ

1コマ(30分)875円

塾と同じくらいの時間の授業を受けるとなると、月々30,000~56,000円くらいかかる計算

通信教育

スタディサプリ

月々790円~9,800円

映像授業5教科見放題、個別指導コースは9,800円

 

学習塾は月々のコストに加えて入会金や教材費がかかってきます。家庭教師もプラスで教師の交通費がかかってきたりするので、コスト面でだけ言えば通信教育はコストもオープンだし、安価で勉強時間も制限が無いので安心ですね。

学習塾・家庭教師・通信教育のメリット・デメリット

それぞれのメリット・デメリット面をみていきましょう。

学習塾

メリット

  • 先生も実力社会なので向上心があるし、教えるのが上手い
  • 学力が同じくらいの生徒同士ライバルとなり、競い合って向上していける

 

デメリット

  • 塾に通わなければいけないので、夜道の通学が不安、もしくは送り迎えをしなければならない
  • やる気がなければ能動的な授業になってしまう可能性がある
  • 勉強についていけない子は取り残されてしまう可能性もある

 

家庭教師

メリット

  • 細かい部分まで徹底的に勉強できる
  • 慣れた環境で勉強をすることができる
  • 苦手なところ、分からなかったところを重点的に勉強できる

 

デメリット

  • マンツーマンなのでコストは高額
  • 自宅に先生を招き入れるので、他の家族も気を遣う
  • 先生によって教え方も相性も合う合わないがある

 

通信教育

メリット

  • 自分の好きな時間、好きな場所で勉強ができる
  • 苦手なところ、分からなかったところを重点的に勉強できる
  • コストが安いので気軽に始められる

 

デメリット

  • 自分で自分の苦手なところが分かりにくい
  • やる気がなければ教材がどんどんたまっていくだけ

 

こんなところでしょうか。

我が家の息子たちは割と自分で決めたことはできる子たちなので、受験勉強への取っ掛かりとしては通信教育が合っているような気がします。通信教育なら部活とも並行してできそうですしね。

それに私たち親世代の時もそうですが、最近の通信教育は特に子供たちが楽しく取り組めるような仕組みがたくさん盛り込まれているんですよね。

私も昔はパズルみたいになった達成シールを全ピース貼りたいがためだけに通信教育の勉強頑張ってました(笑)

本格的に受験が近づいてきたら、塾や家庭教師も検討していこうかなと思います。

まとめ

今回の記事についてまとめると

  • 小学生・中学生の補助学習費にかける費用は中学3年生がピーク
  • コストが一番安いのは通信教育
  • それぞれメリットデメリットを考えて、子供の性格と状況にあった勉強法を

学校の勉強だけで十分なほど勉強してくれたらいいんですけどね、どうしても学校では部活や友達、遊ぶことが優先されてしまうみたいで。

学校の勉強だけでは勉強量が足りない。塾や通信教育で補える?

それならば、本格的に受験勉強がスタートする前に1日10分でも自宅で勉強する癖をつけていってもらえたらと思っています。

次回は気になる通信教育の内容について記事にしていこうと思います。