中学生のお小遣いってどうしたらいいんでしょうか。
金銭感覚も身につけていってほしいし、それなりに社会性も勉強していってほしい。そのためにはお金の使い方を通して、社会勉強していくことも大事そうですよね。
お小遣いも家庭によっていろんなパターンがあると思います。
お小遣いは少なめにして必要なことには親が出すとか、お小遣いなしで都度親が出すとか、それともお小遣いの中から全部自分でやりくりしなさい、とか。
でもお金のことってなかなか周りには気軽に聞けない。
今回は、今はもう高校生になる息子が中学生だったころのお小遣い事情についてお伝えします。
試行錯誤した我が家のルール、少しでも参考になるといいです。
中学生のお小遣いの使い道
中学生って一体どんなことにお金を使うんでしょうか。
うちの息子の場合は、中学生になると急に外食代が増えました。
クラスや部活でなにかと「打ち上げ」があって、「食べ放題」とかによく行ってました。土日の試合の帰りにファミレスとか、ファストフードとか。
コンビニは学校帰りに毎日寄るし、自動販売機もそこら中にあってお金使ってました。私たち親世代の中学時代と言えば、登下校時の買い食い禁止じゃなかったですか!?
男の子はやっぱり、飲食代が大半だったりします。あとはゲームとかアニメとか趣味に使うことも多いですかね。
一方、女の子というと、服やら小物やらプレゼント、化粧品このあたりに使うお金が多いと知り合いのママが言ってました。
女の子は買いたいものが山ほどあるそうで、これまた大変そうですね。
しかも今の子って、リアル店舗も充実しているし、通販もあるし、ポイントやら電子マネーやらも使えるし、昔とちがってお金いっぱい使う環境が整ってるんですよね。
我が家のお小遣いのルール
我が家のルールはこんな感じに設定しました。
- 自分の趣味、例えば漫画とかゲーム代、あとコンビニになどに使うお金はお小遣いから。
- 親が必要と判断した外出費や、交際費みたいな類のものはその都度出す。
- お小遣い額は中1は月1,000円、中2は月2,000円、中3は月3,000円
つまるところ、食事となる外食費はその都度お金を渡し、その他の間食とか趣味、遊びに使うものに関してはお小遣いからやりくりしてもらうという感じです。
試合の帰り、自分の子どもだけ「お金無いから」帰るってのは、やっぱりかわいそうだし、誰かにおごってもらったとかお金借りたとか、友達同士で金銭のやり取りはしてほしくないので、その辺は周りに合わせて、お金を持たせるってことも必要なのかなと思ってやってきました。
ただ、友達同士で、割と高額なゲームを揃えて遊ぼうって話には、本人のお小遣いの範囲とは言え、賛成しませんでした。
その金額は親がどんだけ働いて買えるもんなのか、って話をしましたね。
毎月のお小遣い額はその家の基準で、周りに合わせて多くしたりする必要はないと思います。
その代わり、これは出せるけど、これには出せないっていう親の基準をしっかり提示してあげることが大事かなと思っています。
お小遣い額を決めるときのポイント
お小遣い額を決めるときは、子供がどういうお金の使い方をするようになるのかをイメージして決めましょう。
ある程度、何にどのくらい使っているのかも把握する必要がありますね。
簡単な家計簿アプリなんかを付けさせるのもおすすめです。
結構、中学時代のお金の使い方って高校生、大学生、社会人になってからも影響あったりするので、中学生のお小遣い額って何気に大事です。
息子の周りの子で中学の時、お小遣いいっぱいもらってた子達はその後、高校生になってから、さあ!って感じでバイトはじめてます。中学のときよりお金がいると分かっているからです。彼らの自由なお金は、もう月に万単位です。でもバイトに一生懸命で勉強をする間も無いくらいです。
一方、中学時代と変わらず高校もお小遣い制でやり通す子とかもいます。
我が家は後者のタイプです。私も旦那も高校生の間は勉学と部活動に熱中してほしいという思いから、バイトも禁止してます。勉強に部活に一生懸命で、無駄遣いも少ないように感じます。
まぁたまに、前借りを要求してくるときもあるんですけどね(笑)そういう時はしっかり用途を聞いて、納得したら渡すようにしています。
中学生の頃からお小遣いもたくさんあげすぎると、戻れなくなってしまいますからね、適度に渡すのがやっぱり大事かなと思います。
まとめ
この記事についてまとめると
- 中学生のお小遣いの使い道は趣味、飲食、服、雑貨など
- お小遣いのルールは親の基準をしっかり提示してあげることが大事
- お小遣い額を決めるときは子供がどういう使い方をしていくのか、何に使っているのか、今後に影響していくことも考慮して決めよう
お小遣いとかお金の価値観とかはある程度、「うちはうち、よそはよそ」みたいな独自ルールが大事だと思います。
そして、その基準となるルールを決めたら、親はブレずに、徹底していってくださいね。