中学のママ友関係って、小学校までの関係とはまたちょっと違ってきますよね。
なんでも親が出るって年頃も過ぎたし、トラブルもゴメンです。
人付き合いあんまり得意じゃない私は、ママ友との接し方に悩みました。
今って連絡網ない代わりに、ママ同士で顔合わせたとき連絡先交換するんですよね。
私もそれでいつの間にかいろんなママさんと関わるようになったんですが、今思うと事なかれ主義でやり通したって感じです。
中学3年間のママ友との接し方についてお話していきます。参考になるといいです。
ママ友との接し方のコツ
まずは、ママ友とはってとこからですが、 「ママ友」と「友達」は違います。ママ友は一緒に子育てっていう仕事をしてる同僚って感じかな。
で結論から言うと、ママ友との接し方のコツは、仕事の人って思ってママ友と接することです。そう考えるようになってから私もけっこううまくやりこなすことができてきたんですよね。
仕事の仲間だと、仕事の帰りにご飯行って愚痴を言い合って、仲良くても移動や転勤でさようなら。挨拶ちゃんとするし、嫌な態度もとらない、トラブルがあったら助け合おうっていう感じじゃないですか?
これはママ関係にも共通するんです。賃金は発生しないんですけどね。そう考えるとちょっと気がラクになりませんか。
ママ友との付き合いの中で「友達なのに、、、なんで?」ってことも、ときにはあります。でもそんなとき「仕事の人だったらこんな感じだよね」って思えると、無駄に悩まなくて済みますよ。
ママ友との付き合いでの注意点
ずばり、 注意したいのは「子供の自慢話」です。
気の合うママ友とのおしゃべりは楽しいけど「子供の自慢、成績」は厳禁です。
小さいころは「うちの子やっとこれができるようになって~」「よかったね~」なんて会話、普通でしたよね。でも小学校後半くらいから雲行き怪しくなりませんでしたか。
だんだん進路とか将来とかリアルになってくる年ごろで、親たちもピリピリしているんでしょうね。
それに子供自慢しなくても、子供同士で成績見せ合ったり、〇〇できたとか○○に行ったなんて話はするので、すぐ知れ渡ります。スピーカーママがどこにでも1人はいて、その人がみんなに知らせてくれたりします。
「うちの子、テストよかったんだよね~」とか「レギュラーになっちゃって忙しいんだ~」ってわざわざ言ったもんなら、「で何?」みたいな感じになりかねません。中には仏みたいに聞いてくれるママもいるけど、そういう人はいろんな面で余裕があるんでしょうね。
ママ友との関係を円滑にしたいなら、我が子の話はちょっと置いといて、逆にそのママ友の子のことを気づいて言ってあげるのがいいですね。「ちょっと見ない間に背伸びたね」とか、「最近、勉強頑張ってるらしいじゃん」とか。
自分の子供のいいところ見つけて言ってくれるママ友がいたら嬉しくないですか?お互い気分よく仕事するため、みたいな感じですね。
あと、やってもらったらやってあげることも大事です。
たとえば私の場合、息子のサッカー部のママには気を遣いました。
積極的に差し入れとか、集まりの会とかやってくれる人がいたんです。
そういう時、あの人たち好きでやってるんだからいいわ、じゃなくて、必ず手伝いとか申し出るのも大事です。「じゃあこれやろうか?」とか言った方がいいですね。
たまーにいるんですよね、「私はこんなにしたのに、あの人は何にもしてくれない。」とか言い出すママさんが…
そうなる前にしてもらったら、お返しするというのは鉄則です。
私は試合見に行ったときに他のお子さんの写真とりまくってあげました。これだったら社交的じゃない私にもできそうって思って。
トラブル時の対処法
ママ友とのトラブルにあっても、まともに対決しないことが大事です。
私の周りでも、子供が遊びに誘われなかったとか、LINEでスルーされたとかをいちいち言ってくるママがいたんです。あちこち攻撃するんで被害者はたくさんいました。
息子はそのママの子と普通にしてたのに「面倒見が足りない」みたいなこと言われちゃってびっくりしました。
彼女が言うには「近所なんだから、どっかに集合する時は一緒に行ってほしい。なんで別々に行かせるの?」って。中学生って当人同士で会話できるし、親がガツガツしゃしゃり出てきたら子供も迷惑ですよね。
で、売られたケンカ買っちゃったら、結論も出ないし自分の時間も無くなって大変なことになったんです。しょうがないから電話で話してる最中ブチって切ってやりました。
子供同士は別に普通に過ごしていて、何でそんなこと言うのかわからないくて非常に困りました。
同じような被害のママ友は何人もいました。
でもこういう相手は「被害者の会」みたいな感じで他のママ友と共有できるからいいんだけど、仲良しなママ友となぜだか疎遠になっちゃった時はショックですよね。「何かした?」「何かあった?」って聞きたいって場面、私にもありました。
残念だけど、こういうときも修復しようと躍起にならない方がいいです。仲直りできても後味悪いですよね。だからそのまま中学卒業までなんともない感じで過ごした方が得策です。
所詮ママ友であって友達ではないっていい聞かせましょう。子供が中心なんでね、親がそんなことで傷ついてる暇ないしって思い込めたら明るくいれます。道で会った時に挨拶か立ち話くらいできる関係でいられるといいですよね。
そのためにも、仲良い時からつかず離れずの距離を保った方が良いかなと思います。
まとめ
中学のママ友の接し方のコツと注意点をまとめると、
- ママ友とは会社の人みたいな感じで接するのがいい。
- ママ友には子供の自慢はしないで、距離を保つ。何かやってもらったらやってあげる。
- トラブルママとは対決しないで影を潜める。仲良しママと疎遠になった時、無理に修復しない。
卒業したらママ友関係も終わるって正直喜んでました
でも最後の謝恩会の帰り、数人のママとラーメン食べに行った時に感じたんです。
さっきまであんなに盛り上がってたのに、今みんな素に戻っちゃって無言で食べてる。もしかして今までみんなも頑張ってたんだって思いました。むしろみんなの方が頑張ってたかも、って。
仕事の達成感みたいのもあったけど、ちょっとしんみりしてしまいました。
人って人に成長させてもらえると思ったら、ママ友との付き合いは勉強になること多いです。
子供のためにちょっと自分を下げて、「すいませんが勉強させてください」って感じで飛び込むのもいいかもしれません。