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将来の夢がない子供の為に親ができること

将来の夢 ない 子供
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自分の子供は将来どんな大人になるのか。どんなことがしたいのか。
親だったら子供に対して期待もするし、できれば「夢」を見つけて頑張ってくれたらと願いますよね。

しかし現実的には中学生くらいから明確にしたいことをみつけている、もしくは「夢」をもっている子は少ないようです。
正直それは少し寂しいような気もします。

「夢」とは、なりたい自分のイメージや理想像のことです。
中学生の子供には少し重いテーマかもしれませんが、子供が夢をもち将来に対して期待がもてるよう親としてできることを伝えていきます。

将来の夢がない子供の為に親ができること

将来の夢 ない 子供

勉強、学びの大事さを伝えること

夢と目標がある子、ない子に限らず最低限やるべきことをそれなりにはさせておくことが大切で、そこはやはり「勉強」、言い方を変えると「学び」になるのではないでしょうか。
学びを通して能力や知識を高めれば、やりたいこと、やれることの選択幅は広がります。

もちろん勉強が全てではないです。それでも、子どもが何かをしたいことが見つかった時の「土台」の一つにはなります。

しかしここで問題なのが夢がない子に勉強を進め取り組んでもらうことがいかに難しいかという点です。

「勉強を頑張っていれば将来すべてにおいて繋がる可能性が高いよ!」と伝えてもなかなか響かないのが妥当ですよね。

ではどうすればいいでしょうか?

まず子供に求めないようにします。
親として焦ったり、不快な気持ちになるかもしれないですが(笑)

「子供をおだててやる気にさせる」という方法をとります。
やらない理由があるかもですし、抑圧すると反抗期の彼らはますますやる気を失うだけです。

親が穏やかな気持ちでいるのが大事ですよ。

それから「うちの子はできないから、無理だから」など子どもの能力に対して勝手に限界を作るのもNGです。

夢の「土台」となるかもしれない「学び」をさり気なく寄り添う気持ちで促してあげましょう。

いつか「勉強しといて良かった!だから○○を目指すことができた!」なんて感謝される時がくるかもしれないですよ。

ちなみに夢ほどではなく、憧れの範囲かもですが私の子供は制服で進学したい高校を決めました。
年頃の女の子にとっては制服一つにしても重要なんですよね(笑)
実力が足りなくて同じよう考えていたのに受験すら挑戦できない子も周りにはいました。
ありがたいことに娘は挑戦でき合格することができました。

その憧れていた制服が家に届き試着したときは、娘は満面な笑みで「あー嬉しい。勉強諦めずにしてきて良かった!ママもいつも応援して支えてくれてありがとう!」と言ってくれましたよ。

勉強が娘の小さな希望へと繋がった瞬間でした。

親子で希望のある話をしよう

現実的な話だけでなく、希望のある話をたくさんしてあげましょう。

最近の親子関係は友達親子と言われるぐらい仲良しな関係を築いている人も多いようです。

が、それゆえ家庭の経済状況まで把握している子供も多く、安定した職を求め、現実ばかりを見ているなんて話しを聞いたことがあります。

もちろんそれは間違ってはいませんが、希望や輝かしい将来を思い描いていないことに少し寂しく感じませんか?

大人になったらしたいことよりお金が優先、夢を追う為の資金を自分の家は用意できない、などと家庭の状況を察し、空気を読んだ考え方になってしまいがちなようです。
それはすべてにおいて安定を重視しチャレンジ精神が養われなくなるのではないでしょうか。

なので現実的な話は少し控え「希望」のある話を重視し、自信をもたせ将来への期待を膨らませてあげたり、チャレンジできる環境をできる範囲で用意してあげたいと思っていること、親や周囲など応援してくれる人がいること、また頑張れば願いが叶うことがあることも教え、夢へチャレンジする勇気の素晴らしさを伝えていくようにしてあげてはいいのではないでしょうか。

浅くてもいい、幅広くいろんなことを知識を持たせてあげよう

少しでも興味のあることであれば、それについて知識を深めようという姿勢を認めてあげましょう。それが例えコロコロ変わっても。

大人は子どもに対して無意識に「具体的なこと」を求めがちで、しかしそれは視野を狭くし子供の好奇心に制限をかけてしまっていることがあります。

実は子供の好奇心こそ柔軟かつ無限で、夢を持つ子供の「原点」となるのです。

親は幅広く様々なことに興味をもつことを黙認し、具体的なこと、一つの道に絞り込むことをまだ求めないようにしましょう。

それよりも経験したことのないことに対して、たとえ無理かもしれなくても、初めから諦めずどうしたら実現できるのか考える力がつくような助言をしてあげてください。

今を頑張ることができるようになると、その先にあるしたいことが見つかる、すなわち自然に自分の夢を見つけることに繋がるのではないでしょうか。
なので「出来る理由を見つける」ことが夢を見つけ追いかけるきっかけにきっとなるはずです。

まとめ

  1. 「学び」は夢の土台として大きな役割となる可能性があるのでまずは親がその土台を作ってあげるようにしておきましょう。
  2. 親子で希望のある話をして夢へチャレンジする勇気の素晴らしさを伝えよう。
  3. 子供が少しでも興味を示したものを親が口出しすることは控え、また興味がコロコロ変わることも良しとしましょう。

親が子供に「夢」を持たすことはなかなか難しいことではありますが、夢をもった時の為の土台の準備や夢がもてる「きっかけ作り」は親の意識で可能になるのではないでしょうか。